鉄筋コンクリートの躯体(床・壁・天井)は設計図のように水平・垂直にできてそうなイメージがありますが、実は多くの場合そうでもありません。
↑床近くは下地の合板が壁にくっついています
↑腰ぐらいの高さまでくると、10ミリほど空いてきました(下地の合板は垂直です)
↑天井近くになってくると、壁とのすき間は13ミリほどに・・・(下地の合板は垂直で、壁が倒れているのです!)
全面躯体を隠して仕上げを施すのが常になっているので、躯体寸法にはかなりの誤差が許されています。
意外と、こういう微妙にまっすぐしていないところをまっすぐにするのに大工さんの技術・手間が必要になるのがリノベーション工事の難しさでもあります。