放射式暖房の実力!

寒くなってきましたね。

シンケンスタイルリノベーションのコンセプトルームでは放射式空調を採用していますが、これがかなり!あったかいです。

こんな感じの形のもの(最初の動画)で、こんな感じの温度分布(次の動画)になっています。

 

↑暖かさは目には見えませんが・・・スイッチオンでしばらくすると↓
 

↑サーモカメラ画像の赤い点と数字は最高温度、青い点と数字は最低温度です(天井・床も暖かくなっています!)
 

この幸せな暖かさを何とかお伝えしたくて “新兵器” サーモカメラを購入してみましたが・・・
できればこの冬、是非モデルームで実際にこの自然な暖かさを体感してみてくださいね。(ご予約はこちらから)
 

布の表情(間仕切編)

この部屋には、年じゅう電気料金を押さえつつ快適な放射式冷暖房システムを採用しています。

輻射熱による部屋全体への空調ができるので、その妨げになる間仕切壁を極力なくしています。

仕切りは必要な時に布ですることに・・・

季節や時間によって手軽に色々な仕切り方が楽しめるのご存知でしたか?

 


↑夜の仕切りなしの図
 


↑夜、ダイニング側のみ仕切るの図
 


↑夜、全部囲って仕切るの図
 


↑空調パネルの部分のみ開けてみました(意外といい感じです)
 


↑朝の仕切りなしの図
 


↑朝、ダイニング側のみ仕切るの図
 


↑朝、全部囲って仕切るの図
 


↑朝も空調パネルの部分のみ開けてみました(やっぱりいい感じです)
 


↑二重になっているところを結んでみました♡(さすが、達人の作。。。女子力高いです!)
 


↑ごくごくうすーいリネンの表情はとても透明感があって綺麗です。
 

 

空調環境の整った部屋で、オープンに広々と生活する。

あこがれの明るく風通しのいい暮らし・・・

リノベーションすることで、マンションでも可能になるのです。
 

マンションのためのアイランドキッチン(設備編)

理想のキッチンは、設備面でも至れり尽くせりでないといけません。

オリジナルで設計したキッチンは、かゆいところに手が届く感じに仕上がるのが魅力です。

 


↑引き出し手前一列は調味料! グリルなしのIHクッキングヒーターだからこそ生かせるスペースです。
 


↑レンジフードの換気扇スイッチは右側の3つ並んだボタン! 左手のレトロなトグルスイッチはコンロ用の照明スイッチです
 


↑「パッチン」とトグルスイッチを上げて、照明をつけたところ(やさしい光の間接照明です!)
 

↑浄水器がビルトインされたアイランド型の流し台には、一体型水栓を採用(操作の感じは動画でご覧ください)
 


↑タオルかけや照明スイッチもベストポジションです(右手の引き出し式の食洗機もスタイリッシュです!)
 


↑シンク下には浄水器カートリッジや給排水管が、行儀よく収まっています
 


↑キャスター付きのゴミ箱ワゴン+アルファが置ける余裕のスペース(写真のグリーンのケースはランタンです)
 

かなり自慢口調の説明でしたが・・・使ってみたくなってきました?
 

どっちがいい景色?

お宅の網戸は何色ですか?

ホームセンターでは、大抵はグレーとブラックが店頭に並んでいます。

どっちでもいいような事のようですが、実は大きく違う点もあるのです。

 


↑実験用にグレーとブラック2色とも買ってきました!
 


↑グレーの網を張ってみたところ(モヤがかかった感じでよく見えません)
 


↑ブラックの網を張ってみたところ(網戸がないようにくっきり見えます)
 


↑昔、“はっきりくっきりブラックストライプ”っていうブラウン管テレビのコマーシャルがありました・・・(これわかる人はかなり古いです💦)
 

 

小さなことですが、こういったことも外の景色を暮らしに取り込む工夫なのです。
 

マンションのためのアイランドキッチン(収納編)

一般的にはキッチンは殆ど既製品。

でも、限られたスペースであるマンションには通常のシステムキッチンはやや大ぶりですし、ミニキッチンでは小さ過ぎます。

シンケンではこれまでもオリジナルキッチンを主に提案していますが、機能性とデザインを追及するならこれです。

この部屋に暮らす人には明るく、いちばんいい場所に立って洗いものとかしてほしいなと思い、既製品にはないミニマムサイズのアイランドキッチンをつくりました。

 


↑コンロ台横のワゴンはキャスター付きで動かせます
 


↑冷蔵庫のサイズやポジション、家電の配置によって自由に
 

 

 

  • ●正面から見たところ

  • ●横から見たところ

 

 

 


↑収納の内部の棚受けはねじ込み式になっています
 


↑掃き出し窓の上部に小さな棚を設けました(いろいろ小物を置くとかわいいです!)
 

布の表情(窓辺編)

窓辺の光は、カーテンやシェードの素材やテクスチャーで大きく表情が変わります。

単調になりがちなマンションの窓辺に色々な素材の布地を用いることで、やわらかい光のある居心地のいい場所にすることができます。

一戸建てに比べて窓の少ないことの多いマンションだからこそ、窓辺の光を楽しみましょう。
 


↑朝、カーテンを閉じた表情(厚手と薄手のリネンの組み合せです)
 


↑朝、カーテンを開けた表情(出窓の奥はうすい素材で降ろしたままです)
 


↑このうすいのは、アンティーク生地でつくってもらったポジャギ※です。
 


↑夜、カーテンを閉じた表情(布の向こうにもう一部屋あるような雰囲気)
 


↑夜、カーテンを開けた表情(夜は夜で出窓がかわいいです)
 

※ポジャギって・・・

「ポジャギ」とは、韓国語でものを包んだり覆ったりする布のことで、 日本の風呂敷や袱紗(ふくさ)のようなものです。
その種類は多く、はぎれをつなぎ合わせて作るパッチワーク風のもの、刺繍入りのもの、綿をはさんで刺子風に作るものなど実に様々です。今回、鹿児島の作家さんにつくってもらったパッチワーク風のものは、素材の組み合せや使うときの向きひとつでも表情が豊かに変化するので大好きです!

 

 

真空ガラス

マンションの窓枠は共用部分であり、通常個人の工事では交換することができません。

ガラスについては交換することは可能ですが、管理組合ごとに条件の確認が必要です。

今回は窓枠を変えずに断熱性能をアップするため、“真空ガラス”と呼ばれる薄型ペアガラスに交換しました。
 


↑一定間隔に整然と並ぶこの小さな点が0.2mmの真空層を保持するためのスペーサー(右上の丸いのは空気を抜いた穴の保護キャップ)
 


↑保護キャップ(室外側からみたところ)
 


↑室外側が5mmLo-eガラス+0.2mm真空層+室内側は3mmフロート板ガラス
 


↑こちらは網入りのフロストタイプ
 

真空ガラスの特徴は・・・

◆1枚ガラスの約4倍の断熱性能

◆1枚ガラスに比べて約40%、一般的なペアガラスと比べても約20%のエネルギー削減

◆結露の発生をおさえてクリアな視界確保と室内空気を衛生的に

◆ペアガラスなのに薄型なので今のサッシ枠に収まる

◆2枚のガラスの共鳴がなく遮音効果に優れている

 

・・・すぐれものです。

 

 

夜の木陰

ひとつでいいから、大きな枝ぶりの観葉植物が欲しい!

インスタグラムやインテリア雑誌を眺めながら、こんなふうに思っている人は多いのではないでしょうか?

でも、あまり大きなのはバルコニーに出してたっぷり水やりしたり、風にあててあげたりしづらいので悩ましいところですよね。

そこで、この部屋に夜な夜な通っていて発見した『なんちゃって大きな観葉植物』の話です。
 


↑夜になって照明をつけると天井に大きな葉陰ができます
 


↑たねとしかけの照明器具はこんなのです(位置・長さや角度が自在になります)
 


↑実は電球が上下別々にふたつ光っているのです(あのコルビジェのデザインです!)
 


↑この場所で読書をしていると“大きな木の下感”があって、不思議に落ち着くのです・・・
 

 

ロフト付きクローゼット

マンションの限られたスペースで広々暮らしながら、十分な収納量を確保したい!
これはみんなの一致する要望です。
この部屋では、玄関土間をいきなり広ーいクローゼットにして、その上には押入れ代わりのロフトスペースを設けました。また、ロールスクリーンとガラス引違い戸で視線と風通しをコントロールできるようになっています。

 


↑ロールスクリーンを下まで下ろしたところ(来客モード)
 


↑ロフト部分の照明オン(大きな行燈のようです)

 

↑玄関の照明オン(通風のためのスリットから光が漏れます)

 

↑ロフト部分のみロールスクリーンを下ろしたところ(普段モード)

 

↑ロールスクリーンを全部上げたところ(荷物の上げ下ろしには踏み台が必要です)

 

↑ロフトの上はこんな感じ(実はここで眠ることもできます)

 

↑ガラス引違い戸が閉まっている状態(来客モード)

 

↑玄関ドア側が開いている状態(靴を履いてから帽子が取れます!)

 

↑窓側が開いている状態(すごく風通しがよくなります!)
空気がよどむと、どうしてもカビの発生などが助長されてしまいます。

この部屋の場合、快適な放射冷暖房で調整された空気を部屋の隅々まで行きわたらせるための工夫でもあります。

 

年じゅう居心地プレミアム

エアコンなしで年じゅう快適に暮らしたい。暑すぎず、寒すぎず、自然な湿度で過ごしたい。
実はマンションでも可能なのです。
 


↑放射冷暖房パネルの傍らの快適エリアで食事をしたり、くつろいだり
 


↑そして、反対側の快適エリアで休むようなレイアウトに
 


↑放射冷暖房パネルはスリット状になっていて適度に光を通し、適度に視線を遮ります

 

放射冷暖房は、室温をそれほど上げたり下げたりしないでも快適さが得られる空調です。

夏は、パネル全体に水蒸気を結露させてしっかり除湿できます。

音も風もなく、清潔な点もとても魅力です。