クリーンな除湿と冷房

装備された放射式冷暖房は

年じゅう快適なすぐれもので、注意していただかないと家から出たくなくなります・・・
 


↑パネルの片側はキッチンとダイニング、もう片側はベッドルームです💛
 


↑じゃんじゃん結露して、どんどん除湿します🎵
 


↑天井のシーリングファンは風量と上下の風向が変えられ、上下の空気の動きをサポート!
 


↑さらにサーキュレーターを組み合せると、いっぱつで部屋中涼しくなります

 

この部屋の工事は暑いさ中でしたが、試運転中は職人さんがだんだんパネル周りに集まってくる現象が発生しました。

不凍液を循環させて空調するしくみなので、スイッチオンからきいてくるまで15分程かかる感じです。

暖房は55℃まで、冷房は7℃まで設定水温を変化させられます。

実際には真夏でも水温を18~20℃にセットすると、ちょうどいい感じに涼しくなります。

 

年じゅう居心地プレミアム

エアコンなしで年じゅう快適に暮らしたい。暑すぎず、寒すぎず、自然な湿度で過ごしたい。
実はマンションでも可能なのです。
 


↑放射冷暖房パネルの傍らの快適エリアで食事をしたり、くつろいだり
 


↑そして、反対側の快適エリアで休むようなレイアウトに
 


↑放射冷暖房パネルはスリット状になっていて適度に光を通し、適度に視線を遮ります

 

放射冷暖房は、室温をそれほど上げたり下げたりしないでも快適さが得られる空調です。

夏は、パネル全体に水蒸気を結露させてしっかり除湿できます。

音も風もなく、清潔な点もとても魅力です。

 

自由になる3つの収納

マンションでは、ほとんどの住まい手が収納に不満をもっているようです。
絶対量もさることながら、場所・サイズ・使い方が限定されていて、“変化”を前提につくられていないことが一因のようです。
 


↑利用しにくいマンションの壁でも、よりどころになる木の柱を設けておくと自由に収納を広げることができるようになります
 


↑玄関が大きくなってウォークインクローゼットみたいに(一回身に着けても洗濯しない上着・バッグ・帽子・靴などはここに収納します)
 


↑靴を脱いで上がると、すぐにもう一つウォークインクローゼット(一回身に着けたら洗濯する衣類などはこちらです)
 


↑玄関土間のウォークインクローゼットの上にはロフトがつくってあります(普段使わない寝具や長物・大物はここ!)
 

気持ちのいい素材

自然素材の床は、表情にばらつきがあります。これは個性ともいえることで、原産地や樹種など種類によっても違った気持ちよさを持っています。直接触れたときに人にやさしいのもよく知られた特徴です。
 


↑1m×2mの大きな床パネル(12mmの杉材を交互に3枚重ね) つなぎ目が少なくなめらかでフラットな足触りが特徴 植物性のオイル仕上げをすると撥水性がありお掃除も楽です
 


↑バルコニーのデッキ材に使用しているアイアンウッド 硬くて重く少し加工はしにくいですが丈夫で長持ち 独特の色のばらつきも素敵です
 


↑玄関土間に使用している15mmの厚みの杉板 こちらは濃い茶色に着色してあり、木目が際立ってきれいです
 

外を取り込む工夫

マンションのバルコニーは共用部分で外ですが、多くの物件ではあまり生かされていませんよね。部屋の中から楽しめる空間にすることで、少し広くなって得した気分になれます。
 


↑いつもバルコニーと繋がっていると、キッチンが広がったようになります
 


↑シンクに向かって立つと、こんな景色です(お天気や風向きもすぐわかります)
 


↑夜景も綺麗です💛
 

やる気の出るキッチン

毎朝ここに立つ。桜島と甲突川の水面を望み、朝日を浴びる。
やる気スイッチが入るキッチン。
 


↑存分に朝日を楽しむために、シンクも壁も真っ白です
 


↑バルコニーには小さな菜園 全部食べられる植物です
 


↑ちょっと収穫してぱっと食べる(最高の贅沢です)
 

自由になるレイアウト

マンションの広さは何LDK?何㎡?、あるいは何帖?という尺度で語られますが、実用的にはレイアウトの自由さという点がとても重要です。物理的に同じ広さでもこれで豊かさは確実に違ったものになるのです。
 

  • ●さあ、模様替え開始!
キッチンのリノベーション(その2)

Q1 吊戸棚って使ってますか?
多くの奥様は「あんまり・・・」とか「普段使わないモノ入れてます」といったお答えです。ほとんどのご家庭で吊戸棚って高すぎて使いにくいからですね。きっと。

Q2 吊戸棚の中に何がはいっていますか?
この質問では、「うーん・・・?」とか「なんだっけ?」「わかりましぇーん」といったお答えが多くきかれます。
ぱっと、中身を答えられる方は間違いなく少数派。

ということで、わが家でも・・・
 

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↑BEFORE:そう、吊戸棚は高すぎてあまり出し入れしないですよね。
 

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↑AFTER:思い切って吊戸棚はなくしてしまいました!
 

Q3 収納スペースは十分確保されていますか?
多くの奥様は「足りない!」とか「もっと欲しい!」とのお答えをされます。ご不便であることは「!」でうかがい知れます。

Q4 ご家族は食事の準備や片付けのお手伝いをいつもしてくださいますか?
「たまに・・・」とか「ぜんぜん!」とかお答えは分かれるのですが、「家族自身はその気はあるけれどもかえって邪魔になってしまって・・・」とのご意見もよくいただきます。この質問は核心にせまるもので、キッチンの物理的な問題を映しています。

迎え合わせの低い位置にたっぷり収納スペースが取れ、ぐるっと回れるアイランド型キッチンはこういった事情を解消してくれます。
 

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↑キッチン収納増築部分:扉を閉めたところ(足元の白い部分が元のサイズです)
 

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↑キッチン収納増築部分:扉を開けたところ(広すぎて未だ入れるものがありません・・・汗)
 

洗面のリノベーション(その2)

洗面の位置は変えていないのですが、物入れを一部ぶち抜いて寝室から通り抜けができるようにしました。
また、ドアをやめて引き戸で仕切るようになったことで、マンション特有のサニタリースペースの空気のこもった感じが解消して気持ちよくなりました。

 

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↑待望の通り抜け機能付きサニタリー収納

 

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↑引き戸をあけたところ:普段は開けたままのオープンな暮らし

 

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↑引き戸を閉めたところ:入浴の時だけ閉めるのですが、上部が空いていてこもらない感じがGOOD!

 

イメージをかたちにする

リノベーションでは、色々なものを新しくつくる前に一旦何もない状態にすることが多い訳ですが、何もなくなると現場では基準となるものもなくなってとてもイメージしにくくなります。 そこで、頼りになるのが図面やスケッチです。
 

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↑ スケッチは、実際には壁などがあったりして同時に見ることのできない全体観をつかむことができるのです
 

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↑ 検討を重ねて、実際に出来上がった様子です
 

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↑ このような落書きのような絵でも、寸法を入れることで設計図となるのです
 

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↑ 発想が見事にに現実のものになりました! ワクワクします!