ここでは、土地の情報の流れ方を説明します。
よく出まわっている広告チラシの情報はどの不動産屋さんも持っており、古い情報がほとんどです。
まず、A社は売主から土地を預かると、自社にお客様がいないか探します。
この時点の土地情報は新しいですが、土地価格は高くなります。
相場より少しお手頃感のある土地になると、個人のお客様より建売業者に紹介することもしばしば。
人気のエリアは、売地そのものが出てこないので、すばやく行動する必要があります。
A社に購入希望のお客様がいなければ、次に、知り合いの業者へ情報をFAXで流したり、インターネットやアットホーム(土地情報を取りまとめて各不動産屋さんにプリントを配布)で公開します。
不動産屋さんの土地情報がどこに行ってもほぼ同じなのはこのためです。
シンケン不動産やB社が土地を探していることをA社が知っていれば事前に情報をもらえることもあります。
土地情報が新しいうちは価格も高いですが、売れ残っている古い情報は価格が下がってくる事もあります。
不動産屋さんでは、お客様集めのために、すでに売れている土地や安い土地を広告に出している場合もあります。
これらは一概に売り残りだからダメだろうとも言えません。
様々な点に留意してみると、住まいを建てるには素晴らしい価値のある土地が残っていることもよくあります。
資金計画を終えていると建築エリアが絞りやすくなります。
シンケン不動産では、「暮らしの質を高めるための土地選び」を重視してエリア内の情報からご紹介しています。
▲このような書式で業者間の情報交換を行います。 アットホームという会社がとりまとめ、週に2回程度届きます。