22.土地探しの実例(ヤマモト様の場合)

価値観の合う隣人たちと暮らす ~サンサンタウン~

家づくりのきっかけ

内野さんの家

職場の同僚(『LLB コンセプトブック』に登場する内野さん)が新築したので遊びに行ったら、そこがシンケンの家だったというのがシンケンとの初めての出会いです。
帰りに「洋風でも和風でもなく、変わった家だね。けどすごくいい感じ」と夫婦で話したのを覚えています。
その時点では、家はゆくゆくは建てたいと思っていたものの、具体的な計画は全く無く、夫婦ともアウトドアが好きなものですから、とにかく遊ぶ方に一生懸命で、家づくりのための貯金もほとんどしていませんでした。

 

見学会が楽しくて

吉野サンサンタウンの完成見学会

それからしばらくして、広告で見かけた「吉野サンサンタウン」の見学会に行ってみました。当時、サンサンタウンの第一号が吉野で5棟同時に建設中で、その現場見学会があったのです。5棟の家の建築中の姿は壮観で、どんな風に完成するか楽しみに待って、完成見学会にも行きました。シンケンの家は一棟でも魅力的ですが、5棟まとまって建ち並ぶことで一つの街として建物の配置や植栽計画がされていることが印象的で、とても住みやすいだろうなと思いました。
その話を内野さんにしたら、「話だけでも聞いてみなよ」と紹介を受け、営業の方と会ってみることにしました。お金のやり繰りの仕方などをいろいろと教えてくれて、「貯金などをこういう風にしたら資金がつくれますよ」という道筋を示してくれたので、「ああ、 頑張ったら家が出来るんだな」と感じさせてくれたことが一番ありがたかったです。
見学会にも「今回はどんな敷地にどんなプランだろう」と毎回楽しみに行っていました。
楽しんで通っているうちにどんどんハマっていったという感じでしょうか(笑)

軽い一言から思いがけない展開に

そんなある時、初めての「住まい教室」に参加しました。「間取りと窓取りの重要性」がテーマの回でしたが、その中で「土地からお探しの場合は、是非一緒に土地探しからさせて下さい」という話が出ました。見学会に何度も通ってましたので、団地の端っこなどの土地に設計の工夫でいい家が建っているのを見ていたので、その言葉もすんなり納得でき、「自分たちも頼むなら土地探しから」と思いました。
それで、帰る時にアンケートを書くのですが、「吉野で見たサンサンタウンがとても気に入っているので、私たちが住んでいる 姶良でも計画してくれたら嬉しいです」と、軽い気持ちで書いて帰りました。

姶良サンサンタウンの最終的な完成予想パース図

その頃は、貯金を始めたばかりで、今すぐにというつもりは全然ありませんでしたが、住んで気に入っていた姶良で売土地があれば「今後の参考に」と自分たちで見に行ったりもしていました。ある時、そんな中で見つけた土地の一つを担当者に「どうですかね」と聞いてみると、「ここよりもいい土地がありますよ」と言って、シンケンに売ってもらえるかを今、地主さんと交渉中だという土地に案内してもらいました。
それは何と、姶良で計画しているというサンサンタウンの予定地だったのです。その担当者が私たちが書いたアンケートを見て、動いたことからスタートしたとのことでした。今振り返ると、家づくり全体を通して、この担当者が早め早めに動いてくれたという印象が強いです。

そしてシンケンが無事その土地を購入でき、土地をどう区割りするかを考える段階で、「試しに気に入った区画でプランをしてみませんか?」と言われました。この土地でプランをしたらどんな家になるんだろうという興味が凄くありましたし、何よりもシンケンの家が建ち並ぶサンサンタウンの街づくりが気に入っていましたので、お願いをすることにしました。言いだしっぺの責任を感じていたというのも少しありますが(笑) プラン打合せの際は希望を伝えられるだけ伝えましたので、出来あがったプランはとても満足いくものでした。他の家も建ち並んだらどんなになるだろうと胸が躍りました。

スケジュール表のサンプル

そしていよいよその次の週、ウォークスルーのムービーと見積もりが上がってきました。ムービーは素晴らしかったですが、正直、見積もりを見て相当落ち込みました(笑) 資金面での準備が全然足りないので、その見積もり額だと、プランはしたものの自分たちではお金のメドが全く立ちません。 予想はしていたものの、現実を突きつけられたようで、やはりショックでした。

とはいえ、他の方も最初の見積もり額からあきらめるところはあきらめて予算の削減をするのは普通ということでしたので、気を取りなおして、我が家も削減案をつくっていきました。
また、今回の場合シンケンが買い上げた土地でしたので、通常のようにあらかじめ土地を購入してから建物づくりに入っていくという流れをとらなくても、可能な限り土地代の支払い開始を延ばせるように努力すると言っていただきました。
それで、この時点ではまだ土地は造成中で、実際に着工できる状態になるまで1年くらいあったこともあり、最終的には、頑張ってそれまでに貯金に励めば何とかなるというところまで、支払いのスケジュールを調整できたのです。
プランをした時点では、 あと 3 ・ 4 年は貯金に励んで・・・というつもりでしたので、この展開には本当に驚きました。本当にタイミングよくいい話の流れに乗れたなあという気がします。

姶良サンサンタウン(右から2 軒目に見えるのがヤマモト邸)

担当の方はご自分もシンケンの家に住んでらっしゃって、自分が家に住んで感じていることをいろいろと教えていただき、たくさんのヒントをいただきました。話していると本当に家が好きだということが伝わってきました。

また、資金面は本当に準備不足だったと思いますが、そういうところも含めて親身に相談 に乗ってもらいました。通常の「営業と顧客」という関係以上によくしてもらったと思います。途中からは準備されたレールに乗っかったようなところがありましたが(笑)、それも含めて感謝しています。

入居後の感想

やはりこの快適さは住んでみないと分からないと思います。冬の暖かさ、梅雨のジメジメの無さ、夏に窓を開け放ってムシムシする不快感のない感じ・・・本当によくできているなあと思います。
冬の暖かさなどは見学会でも何度も体験して分かっているつもりでしたが、朝 5 ・ 6 時の一番冷え込む時間帯の暖かさなどはやはり住んでみてから本当に実感できました。
また、アウトドアが好きなので、昼間だけでなく夜でも家の電気を全部消してランタンの光でデッキで食事したり、キャンプスタイルを楽しんでいます。

完成直後のヤマモト邸。 室内から窓の外を見ると、 隣の家の窓が見えない工夫がされている

お隣の家から見たヤマモト邸。 植栽により室内の様子は見えない

同じ価値観で繋がっている安心感

イズミ邸(完成見学会時)

自分たちと同時期にあと 2 軒のお宅の現場も進んでいったのですが、「仲間」という感じで、すんなりと安心しておつきあいがスタートできました。
また、現在お隣にお住まいのイズミさんは、私たち夫婦の仕事の同僚で、キャンプ仲間でもあるお友達なんですが、実は我が家が入居した頃に、隣の敷地がまだ空いていたのでお誘いしたんです。多少強引だったかもしれませんが(笑)、サンサンタウンなら大丈夫!と、自信を持って誘うことが出来ました。

7 棟が建ち並んだ今も、たまたま皆年齢が近い人たちで、「シンケンの住まいが好き=自然を愛する人たち」という同じ価値観で繋がっている安心感があります。うちは木を沢山植えていて秋には落ち葉もかなりありますが、お隣から落ち葉の苦情がくるなんていうことはもちろんありません。また、家が隣接していても可能な限りお互いのプライバシーが確保できるように建物や窓の配置、植栽の位置など工夫してあるので、お互いにいい距離感が保てるということも期待通りでした。

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